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PiTaPa20周年を記念したヘッドマーク掲出

2004年にサービスを開始した交通系ICカード「PiTaPa」は、202481日に20周年を迎えます。これを記念して、岡山電気軌道の路面電車(7601号・大手饅頭ラッピング車)にヘッドマークが取り付けられ、71日から8月31日まで運行されます。

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以下、岡山におけるICカード導入の経緯、そして今後の展望についてご紹介します。


岡山の交通系ICカードの歴史(PiTaPaを中心として)

・交通系ICカード導入以前

岡山では「共通バスカード」と呼ばれるプリペイドカードが広く利用されていました。しかし、機器の中をカードが通過する仕組みだったため、車載機器の故障が頻発し、運用コストも高騰していました。
一方、全国各地では交通系ICカードの導入が進み始めており、岡山でも新しい技術への移行が求められていました。

・交通系ICカードの導入

この状況を受け、岡山県バス協会主導により交通系ICカードの導入を決定。路面電車、岡電バス、両備バス、下電バスが先行導入することとなりました。
その過程において、広域での連携が必要との考えが、スルッとKANSAI協議会の理念と一致。中国地方の事業者でありながら、スルッとKANSAI協議会への加盟を認められました。
同時に岡山独自のハウスICカード「Hareca」も導入することになり、準備を進めていきました。
そして、2006年10月1日、PiTaPaとHareca(岡山ローカルカード)が運用開始。路面電車、岡電バス、両備バス、下電バスでの利用が可能となりました。
JR岡山支社様のICOCA導入は2007年9月1日からで、PiTaPaとICOCAの連携により、岡山ではいち早くICOCAでの乗車も可能になっていました。
2008年には全車両で交通系ICカードが使えるようになりました。

・その後の展開

少し遅れましたが、2008年7月22日からは、中鉄バスも岡電との共同運行路線でPiTaPaとICOCAの利用が可能になりました。
2017年10月1日からは、「交通系ICカード全国相互利用サービス」により、Suicaなど10の交通系ICカードも利用可能となりました。(10カード)
岡山空港リムジンバスでは、当初から岡電のみで交通系ICカードが利用可能でしたが、2021年8月2日からは中鉄バスでも利用可能となりました。

・岡山における交通系ICカード利用状況

岡山では、長年にわたりスルッとKANSAI協議会の一員として交通系ICカードサービスを提供しており、現在では岡山電気軌道の利用者の、約40%が交通系ICカード利用となっています。(2023年度人員ベース・定期券利用を除く)

・今後の展望

今後も、スルッとKANSAI協議会と連携し、より便利で快適なICカードサービスを提供できるよう努めて参ります。

・20周年記念ヘッドマーク

2024年7月1日~8月31日まで、「PiTaPa」20周年を記念して、PiTaPaのヘッドマークを路面電車(7601号)に取り付けて運行いたします。

注)ハウスICカード「Hareca」についての説明は省略させていただいております。